老人ホーム選びで誤解が多いのは、老人ホームにも目的によって選び方が大きく変わるということです。
それが「介護委専用型」と「自立型」の老人ホームの違いです。
特徴を言えば
介護専用型の老人ホームの入居金は安く、自立型の入居金は高い
介護専用型の老人ホームの月々の支払いは高く、自立型の月々の支払いは安い
介護専用型の老人ホームの部屋は狭く、自立型の老人ホームの部屋は広い
ということことでしょうか。
あくまでケースバイケースなのですが概ねこんな違いがあります。
それはなぜかというと、そもそもその老人ホームがどんな利用者をターゲットにしているかということの違いです。
自立型の老人ホームはあくまでまだまだ元気なアクティブシニアの方たちをターゲットにしています。
ですから、様々な施設も用意していますしリクレーションアドイベントも活発です。
お部屋もそれなりに広く設計されており、快適な老後生活をおくるために作られています。
それに比べ介護専用型とは、より手厚い介護が必要になった高齢者たちをターゲットにしています。
ですので整った医療体制です。
極端な言い方をすれば病院の延長といえるかもしれません。
ですから、そんなに広いお部屋は必要ありませんし、月々の支払いも大きくなります。
もちろん看取りも可能なところがほとｐんどです。
これらの老人ホームの違いを理解していないと、老人ホームの選び方を間違えてしまいます。
まだまだ元気な高齢者ならば豊かな老後生活を送るために自立型老人ホーム
重い要介護で手厚い医療サービスが必要な方なら介護専用型ンぼ老人ホーム
そんな選び方も重要です。
ただ最近はこのあたりの線引きもかなり曖昧になってきました。
いまはどこも介護度の高い利用者を優先して受け入れるようになってきています。
それは要介護度が高い方ほど、介護保険内で提供できる介護サービスが高くなるからです。
厳しい社会環境で老人補イーㇺ経営も苦しとことばかりです。
ですので自立型の老人ホームもどんどん介護専用型へとシフトしていっています。
まだまだ元気なアクティブシニアには、なかなか良い老人ホームは少なくなってきています。